バッテリー交換について

目次
 

・バッテリーとは
・バッテリーの役割
・バッテリーの種類について
・バッテリーが弱くなってきた合図
・交換時期について
・料金について
・3ポイントアドバイス
・まとめ

バッテリーとは
 

バッテリーとは電池のことで、車のバッテリーは鉛バッテリーというものが使われています。
アイドリングストップ車はバッテリーへの負荷が大きいため、専用のものが使われます。
ここではハイブリッドシステムの高電圧バッテリーは除きます。

バッテリーの役割
 

エンジンを始動する
 

エンジンを始動するときはバッテリーの電気でモーターを回してエンジンを回しています。
とても強い力を生み出すので、バッテリーへの負荷が最も大きい瞬間です。
 

エンジンの制御関係
 

エンジンは故障を未然に防いだり、燃費を良くするために様々な電子部品を使ってコンピューターで制御されています。
また、ガソリンに火をつける工程でもプラグという部品に電気を送って点火しています。
消費電力は小さいですがこのようにエンジンを適切に制御しているのもバッテリーの役割です。
 

ライトやナビなどの電装品を動かす
 

エンジン以外にもライトやナビなどを動かすのにもバッテリーの電気が使われています。
ライトの消し忘れでバッテリーが上がってしまった人も多いのではないでしょうか。

バッテリーの種類について
 

アイドリングストップ車との違い
 

アイドリングストップが付いているかどうかでバッテリーの種類が変わります。
専用バッテリーは『アイドリングストップ車専用』と書かれていることが多いです。
 

サイズの見方
 

バッテリーの表記は次のようになっていることが多く、専門的なことは省きますが交換の際はこの番号を見て同じものを選んでください。
 
40B19L
M-42R(アイドリングストップ専用)
 
番号はバッテリーの上面や側面に記入されていることが多いです。
車のサイズが大きいと、この番号も大きくなります。

バッテリーが弱くなってきた合図
 

・エンジンのかかりが悪い
 
・ヘッドライトが暗くなってくる
 
・バッテリーが膨らんできた
 
・パワーウィンドウが遅くなる
 
・アイドリングストップしなくなる

交換時期について
 

基本は4〜5年程度
 

乗り方などによりますが、大体の目安は車検2〜3回くらいに1回は交換するというサイクルです。
もっとギリギリまで使う方もいらっしゃいますが、いきなりエンジンがかからなくなることもありますのでできるだけこの周期で交換をお勧めします。
 

アイドリングストップ車は3〜4年
 

アイドリングストップ車は高性能なバッテリーが使われていますが、それ以上に過酷な使用環境なのでバッテリーの寿命は短くなります。

料金について
 

車のサイズが大きくなるほど大きなバッテリーが必要で、その分料金も高くなります。
相場は次のようになっています。
 
軽自動車4000円〜7000円
軽自動車(アイドリングストップ車)9000円〜15000円
普通車4000〜
普通車(アイドリングストップ車)12000円〜
 
工賃 1000円〜3000円
 
普通車は20000円くらいのバッテリーが2個ついていたりするので、自分の車の仕様を確認してください。

3ポイントアドバイス
 

自分に合った交換時期を教えてくれるところを探す
 

早めに交換して安心したい方やギリギリまで使いたい方など様々います。
自分がどのくらいのタイプなのかを知って、アドバイスをくれる整備工場で見てもらうのが最適です。
 

バッテリー上がりはバッテリーに大ダメージ
 

ライトの消し忘れなどでバッテリーを上げてしまうと、大幅にバッテリーの寿命を縮めてしまうので注意しましょう。
 

バッテリーはネットで安く手に入る
 

同じ銘柄のバッテリーでも実店舗よりネットの方が安い傾向にあります。
持ち込む場合は工賃や補償などを確認してください。

まとめ
 

バッテリーは車を動かす重要な部品です。
バッテリーの不調を感じたり、年数が経ってきたら専用の機械で診断してもらいましょう。
 
バッテリーの交換時期は整備工場によってばらつきがあるので、自分がどのタイミングで替えたいのかを伝えてアドバイスをもらうようにしてください。

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